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NHK大河ドラマ「直虎」“謎の女性”井伊直虎が主人公の理由とは 新たに「男性説」も浮上

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 戦国時代の武将、井伊直虎が主人公のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(総合、午後8時)が8日にスタートする。この直虎という人物、資料がほとんど残っていない“謎の女性”。先日には、「直虎男性説」を提示する新史料も見つかった。なぜ直虎が主人公になったのか、そして今作がどういうドラマになるのかを制作陣に尋ねると…。(文化部 本間英士)

 ■「年表スカスカ。どうすんねん!」

 「最初は、『こんな人がいたんだ』という単純な驚きでしたね。戦国時代、女性でありながら城主を務めたという波瀾万丈な人生。好奇心から、直虎という人を調べ始めたんです」

 岡本幸江チーフプロデューサー(CP)は、直虎を主人公にした理由について、こう語り始めた。

 「そのうち、女性という点よりも、井伊家という(当時の)弱者がどう知恵を絞り、幸せを勝ち取ったのか-という所にひかれ始めました。当時の織田や今川が『メジャー』なら、井伊は『マイナー』。死にものぐるいで領地を守り、何度踏みつけられても起き上がる。そんな『雑草』のような粘り強さに心ひかれましたね」

 「おんな城主 直虎」の舞台は、戦国時代の遠州(静岡県西部)。東に駿河の今川家、北に甲斐の武田家、西に三河の松平(徳川)家という「メジャー」大名たちに囲まれた井伊家は、戦(いくさ)のたびに当主が討ち死にし、「お家断絶」が間近に迫っていた。危機の中、井伊家を背負って立ち上がったのが、一人娘の次郎法師(直虎)だった…。

 「(スタッフから)年表を頂いたら、井伊の部分が真っ白でして…。(年表の)徳川や織田のところはギッシリなのに、井伊はスカスカ。『どうすんねん!』って思いましたね」。脚本家の森下佳子さんは、苦笑いしつつ振り返る。

 ■NHK「ドラマはフィクション」

 直虎は、徳川四天王の一人、井伊直政の後見人として後世に名を残す。とはいえ、直虎の名前は井伊家の系図にも歴史書にも記されていない。わずかにその名前が残る資料は、出家名である「次郎法師」の署名が残る寄進状など。実在を疑う説さえある“謎の女性”なのだ。

 だからこそ「作りがいがある」と語るのは、直虎を演じる柴咲コウ(35)だ。「(織田信長など)他のドラマは完全に(イメージが)作られた役が多いですが、それに比べたら演じやすい。顔立ちや性格も全く分からないというのは、逆に膨らませがいがあります」

 その一方で、先日には「直虎男性説」を提示する新史料が見つかった。井伊美術館(京都市)が所有する「雑秘説写記」という史料だ。井伊家が従っていた今川家の武将の娘らから、寛永17(1640)年に彦根藩(井伊家)の家老が聞き書きし、家老の子孫が約100年後にまとめたものとされる。従来の史料と合わせて検討した結果、直虎は女性ではなく、今川家の重臣の息子だったと説明しているという。

 ただ、この新史料はあくまで二次史料で、専門家の研究を待つ必要がある。NHK広報局は「ドラマはあくまでフィクションであり、影響はないと考えている。1年間、視聴者の皆さまに楽しんでいただける大河ドラマを制作していく」としている。

 ■熱のある大河にしたい

 同作の制作陣は豪華だ。語りは歌舞伎俳優の中村梅雀。音楽は、東日本大震災復興ソング「花は咲く」やアニメの主題歌でおなじみの菅野よう子さんが手掛ける。脚本の森下佳子さんは、過去にNHK朝ドラ「ごちそうさん」、TBS系ドラマ「天皇の料理番」などを書いた実力派脚本家だ。

 その森下さんも、今回は「緊張している」という。「『ごちそうさん』のモチーフは料理ですが、大河の場合は政治や駆け引きが大事。そこはやったことがないので緊張しますし、私が間違ったら井伊家が潰れてしまうんじゃないかと思うくらいで…(笑)」

 こう語りつつ、「直虎は知名度がないといわれますが、知っている人がいないのなら、私が思いきり書きたい」と意欲を示す。

 「『この人、すごい!』とか、『この人、バカだ!』と素直に思えるような直虎さんにしたいと思っています。大河ドラマでいうと『秀吉』(平成8年)が好きなので、できればああいう、熱のある大河にしたいですね」

 その一方で、森下さんは近年の「大河ドラマ」という枠について、「息をしていないように私には見える」と語る。

 「大河ドラマは、もともとは歴史を教えるためのドラマではなかったと思うんです。始めは、エンタメ性の高いゴージャスなドラマをやろうということで、テーマが歴史になり、その後今の形に落ち着いたのであって、『歴史ドラマはこうでなければ』という考え方はもともとなかったはず。それを、ちょっと元に戻してあげたいですね。失敗したら私が怒られるだけなので(笑)」

 前作の「真田丸」は広く人気を集めた。「ぜひ、『直虎』も引き続き見ていただけたら。私には『真田丸』は書けませんが、自分にできる脚本を書いていきたいと思います」
(この記事はエンタメ総合(産経新聞)から引用させて頂きました)

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